水土里情報システム(GIS)
会員用 職員用 管理者用
水土里情報システム(GIS)で土地改良施設や農地情報の管理・分析を支援
水土里情報システムの目的
- 農地や水利施設等に関する地図情報を整備し、農業者等へ広く提供する。
- 農業の継続的な発展及び、農村の振興等を目的とした多様な取り組みの円滑な推進を図る。
整備範囲及び整備データ内容
農業振興地域を持つ沖縄県内の36市町村を対象に以下のデータを整備
- 地積図(480,000筆)
- 航空写真(25cm解像度)
- 地形図(S=1/2,500~S=1/25,000)
- 農業振興地域界(総合整備計画書を基に1筆づつ入力)
- 農道(農道網図及び、農道台帳より作成)
- 農業水利施設(財産管理台帳、竣工図を基に作成)
水土里情報システムの構成
水土里情報を利用するため会員に提供しているシステムは、下記の3種類の形態です。
Web版
ホームページ(ブラウザ)を用いた情報公開・共有を目的としたシステム。
※用いているソフトはESRI社製ArcGIS for Server、ArcGIS Online
デスクトップ版
地理情報を扱う多機能版または簡易版専用ソフトを用いたデータ管理・分析を目的としたシステム。
※用いているソフトはESRI社製ArcGIS for Desktop(多機能)
モバイル版
地理情報を扱う現地調査専用ソフトを用いた現地調査を目的としたシステム。
※用いているソフトはESRI社製Collector for ArcGIS
各システムの構成を以下に示します。
水土里ネットおきなわ会員支援課
データ整備機関、システムの新規開発・運営・管理・保守などを行う。
農業・農村分野におけるGISの利活用
- 情報整理の高度化・情報検索の迅速化
圃場の情報管理、関連資料のファイリング、事業計画、進捗状況の管理等。 - 情報の共有・相互利用
農業機関での共有。 沖縄県・市町村・農業委員会・農協・土地改良区・農業共済
その他の農業関係団体 - 視覚的な表示・分布
農地・施設の防災等における分析、事業説明会における農家の理解増進
水土里情報を活用した業務支援
これまで蓄積されてきたデータに新たな情報を付加し、可視化することで、今後の地域の営農計画、土地改良事業計画等の策定業務に活用することができます。
地域整備計画策定支援
地形図・農振農用地・土地利用計画・事業完了地区・事業継続地区の併合図等の作成
農地利用現況図作成支援
地積図の属性情報に農地基本台帳、その他台帳データを登録することで、農地の現況を可視化
畑地かんがい施設管理システム ~畑地かんがい施設や農地の情報を一元管理するシステム~
土地及び施設情報の閲覧、属性情報の検索・地図への抽出や漏水事故時の影響解析等の機能と、これまでに納められた電子納品データを活用した施設管理者の支援を行います。
水土里クラウドについて
水土里クラウドでは、オンラインでオルソ画像や地籍図、農道、水源等様々なデータを提供しています。これらのデータは使用しているパソコン上での加工や編集が可能なうえ、アップロードや情報の共有もできるため、農業分野の様々な業務(計画の企画立案、調査・結果の分析、シミュレーション、迅速な対応・判断を必要とする業務など)の効率化に大きな威力を発揮します。
【共通】クラウド説明資料2023
『水土里情報システム(GIS)』に関連するページ