農業用施設賠償責任保険

農業用施設賠償責任保険のご案内

土地改良事業で造成された農業用施設の増大とともに施設の適切な管理が重要な課題となっています。
そのような中、土地改良施設が関係した事故も発生し、被害者から施設管理者に対し「損害賠償請求」の訴訟に至った例もあり、管理責任者においては確固たる対応が求められます。
本会では、しせつないでの不測の事故に備えて、少しでもお役にたてるよう「農業用施設賠償責任保険」制度を設け、保険加入に関する事務手続き業務を開始していますのでご案内いたします。
※お問い合わせ先:事業部 農地管理課

1.対象施設及び補償概要

土地改良区が所有又は管理する用排水路・貯水施設・道路等

(1)ガードレールの設置不備による自動車の転落事故
(2)ガードネットの設置不備による用排水路への転落事故
(3)貯水施設の安全柵不備等による子供等の転落事故
(4)舗装道路に生じた穴に二輪車、通行人の転落事故

2.保障内容

(1)人身事故の場合の治療費、入院費、慰謝料、後遺症障害補償
(2)被害者による応急手当、緊急処置等の費用
(3)訴訟になった場合の訴訟費用、弁護士費用
(4)初期対応を行う為の費用、見舞金・葬祭に要した費用

3.保険適用期間

毎年5月1日~翌年4月30日の一年間

4.年間保険料
施設名 保険料                         (令和2年度)
用排水路・農道 1km当り 423円
パイプライン 1km当り 748円
散水施設 1ha当り 298円

ダム
ため池

ファームポンド

 

1,000トン未満/箇所:1,030円
1,000~5,000トン未満/箇所:5,170円

5,000~125,000トン未満/箇所:10,330円
125,000トン以上//箇所:総貯水量 × 0.1円

ビニールハウス 10㎡当たり:30円